急げ!財布やキャッシュカード等を紛失した時にすること
2016/03/30
『…財布がない!?』
その時は突然やってきます。
誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
今回は、財布を失くした時の対処法をまとめました。
財布の中身を思い出そう
まず、財布の中身にはこのようなものが入っているかと思います。
- 現金
- キャッシュカード
- クレジットカード、デビットカード
- suica、PASMO、定期券
- 運転免許証
- 健康保険証
- 自宅の鍵
- ポイントカード、会員券、病院の診察券など
財布を失くした時にまずしなければならないことは、財布の中身を全部思い出すことです。
財布は普段から持ち歩いているものですが、いざ失くしてみると一体何が入っていたのかさえ思い出せないものです。
キャッシュカードやクレジットカードなど、日常的に良く使っているものもあれば、使わないけど財布に入れておいたものもあると思います。
何を失くしてしまったのか、一度書き出して整理してみましょう。
全てを思い出せないようであっても、金銭やキャッシュカードなどの大事なものから優先して思い出して行きましょう。
紛失手続き
自分が何を紛失してしまったのか思い出したら、それぞれの紛失手続きをします。
ここでは順不同に掲載していますが、キャッシュカードやクレジットカードなど、悪用される可能性があるものは優先して利用停止手続きを済ませましょう。
警察に遺失届出書を提出をする
財布に限らず、外出中に何か紛失してしまったら警察に遺失届出書を提出します。
これは最寄りの交番で出来ますので、必ずしておきましょう。
そうすれば、誰かが拾得物として届け出てくれたら連絡が来ます。
控えの受理番号も発行してくれますので、見つかったかどうかをこちらから問い合わせることもできます。
遺失届出書に記載する項目はこれらです。
- 住所、氏名、年齢
- 連絡先電話番号
- 紛失したもの
- 紛失したと思われる時間、場所
失くした物が戻ってくる戻ってこないに関わらず、遺失届出書は必ず警察に届出しておきましょう。
キャッシュカードやクレジットカードを悪用されてしまった時に、被害届の証拠にもなります。
現金
財布を紛失してしまった時に、一番戻ってこない可能性が高いのが現金です。
現金は、誰の物なのかを特定できません。
拾ってくれた人が親切な人であれば、財布に現金が入っていようといまいと、そのままの形で戻ってくることもあります。
しかし、拾ってくれた人の中には心ない人もいます。
財布を拾ったら現金だけ抜いて、ドブにポイ~なんていうこともあるのです。
でも現金に関しては、普段から大金を持ち歩いているような人でなければ多くても2万円ぐらいではないでしょうか。
現金を失うことも痛いには痛いですが、現金はあとから何とでもなるものです。
この後詳しく説明しますが、現金は自宅に最低限いくらか置いておくことをお勧めします。
キャッシュカード
キャッシュカードを紛失したら、すぐに銀行へ電話して利用制限をかけてもらいましょう。
インターネットの公式サイトに24時間対応している盗難・紛失専用のダイヤルがあります。
ただ、キャッシュカードには暗証番号があるので、簡単に悪用されることはないはずです。
しかし、暗証番号を誕生日などに設定してあると、財布に一緒に入っている運転免許証などからも推測できてしまうため、注意する必要があります。
無事見つかったとしても、再発行になったとしても、暗証番号を変更しておいた方が良いです。
そして、財布を失くして自分が一番困るのもキャッシュカードなのです。
なぜなら、悪用されてしまうということだけでなく、しばらくの間自分自身がキャッシュカードを使えなくなってしまうからです。
普段、生活費をキャッシュカードで下して使うことが多いと思いますので、そのキャッシュカードが使えないとなるとかなり致命的です。
自宅に通帳さえあればお金を下ろすことができると思いますが、キャッシュカードの再発行が済むまでの1週間~2週間の生活が出来るぐらいの現金は自宅に備えておくことをお勧めします。
僕は自宅に現金を一切置いておらず、キャッシュカードが使えない状態になってしまったので、たまたま近所にいた友人にお金を貸してもらいました。
もし近所に友人知人が住んでいなかったらアウト。
キャッシュカードが使えず手元にお金がないということは、お金を借りに行く交通費も用意できないのです。
クレジットカード、デビットカード
キャッシュカードと共に財布に入っているのが、クレジットカードやデビットカードですよね。
クレジットカードやデビットカードは、日常的な支払いで使えるためにあるわけなので、財布に入れている人がほとんどだと思います。
クレジットカードは、支払いの際にセキュリティコードや暗証番号の入力を求められるものであれば悪用されにくいです。
しかし、サインだけで出来る支払いは誰でも使えてしまいます。
サインはクレジットカードの裏面に記載するようになっているので、簡単にバレてしまいますよね。
間違ったサインだったとしても、その瞬間の支払いはできてしまうわけなのです。
ネットショッピングでも簡単に支払いが出来てしまいます。
クレジットカードを紛失したら、すぐにカード会社に電話して利用をストップしましょう。
同時に、紛失した後の利用履歴も調べてくれます。
しかし、利用した瞬間にカード会社に請求がいく支払いとそうではない支払いがあります。
利用停止をした後も、1~2カ月間の利用明細はしっかりとチェックすることが大切です。
覚えがなく、不正利用された事実はしっかりとカード会社に報告しましょう。
警察に被害届を出す際に、提出する資料となります。
なお、日常的に使わないクレジットカードやデビットカードは、出来るだけ持ち歩かずに自宅に保管しておく方が賢明です。
運転免許証
車の運転に必要なのが運転免許証ですが、身分証明書にもなりますよね。
こちらも紛失した時のダメージが大きいものでもあります。
なんせ住所、氏名、年齢、顔写真まであるわけです。
普段から仕事で車を利用する人は、仕事に支障が出るため、真っ先に再交付手続きをしましょう。
交番で遺失届出書を提出した際に、運転免許証の再交付手続きの案内を貰えます。
都内であれば、運転免許試験場で再交付手続きができます。
その際に、身分証明書と再交付用の写真、手数料3,600円がかかります。
注意することは、身分証明書である運転免許証を紛失してしまっているわけなので、代わりの身分証明書として健康保険証や住民票が必要になります。
僕は財布に健康保険証も入れてあったため、身分証明書は住民票しかありませんでした。
備えとして、自宅に住民票の写しを一枚保管しておくことをお勧めします。
健康保険証
健康保険証は、会社で加入しているものであれば会社へ届出を、国民健康保険であれば役所で再交付手続きができます。
毎月保険金を納めているので、手元に保険証がなくても使えなくなるということはないと思いますが、悪用されないように早めに再交付してもらいましょう。
自宅の鍵
僕は、万が一外出中に自宅の鍵を失くした時のために、財布にも合い鍵を入れていました。
鍵を失くして自宅に入れないとなると、致命的だと思っていたからです。
財布を失くしたことで、逆にあだとなってしまいました。
財布の中に、住所が分かる身分証明書と共に鍵が入っていたら、『どうぞ家に入って下さい』と言っているようなものです。笑
財布を拾った人が自宅にまで押し入って来て、盗みを働くようなことは考えにくいですが、何があるか分からない世の中です。
悪い人に拾われている可能性もゼロではありません。
この場合、万が一を考えて自宅の鍵も交換した方がいいと思います。
出費は痛いですが…。
身分証明書と自宅の鍵は別々に持ち歩くようにしましょう。
suica、PASMO、定期券
他に財布に入っているものと言えば、交通機関のカードや定期券です。
第三者が悪用しやすいものでもあるため、早めに利用停止手続きをしましょう。
発行時に入力した情報を元に、利用停止や再発行ができると思います。
ポイントカード、会員券、病院の診察券など
他には、お店のポイントカードや会員券、病院の診察券等が入っているかと思います。
これらは悪用されることもないかと思いますので、そのままでも大した問題にはなりません。
現金のように利用できるものや、プリペイドカードのようなものは紛失届を出して再発行してもらいましょう。
ビックカメラ等の家電量販店やTポイントカード等は、それまでに貯まっているポイントもあるかと思いますので、紛失手続きした方がいいと思います。
最後に
僕たちは、失くしたら困るものをいつも持ち歩いて生活しているということが分かります。
すぐに使えて便利ですが、その分紛失した時のリスクも大きくなることを肝に銘じておきましょう。
日頃から持ち歩く物と、自宅に保管しておくものを分けておくことが大切です。
この日本では、落し物が所有者に戻ってくるということで世界中から絶賛されているようです。
でもそれは、その時に誰に拾われるかによります。
誰かが拾って隠し持っていたり、悪用していないとも限りません。
はたまた、まだ誰にも見つかっておらず、どこかで眠り続けているのかもしれません。
一度失くしてしまったものは、その後どうなるのか分からないのです。
いつ財布を失くしても大丈夫なように、普段から持ち歩いているものを一度確認してみて下さい。
最低限の物だけを持ち歩くように心掛けると良いと思います。
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