インターネットの速度が遅い?ADSLと光の違いを確認しよう!
2018/10/10
インターネット回線を契約する時に、『速度』っていまいちわかりにくいですよね。
スマホやタブレットでも回線使用量の制限が付いていたりしますが、その時の単位もGとかパケット(Pkt)なんて書いてあったりして良く分からないという人もいるんじゃないかと思います。
今回は、インターネット通信に使われるデータ転送量の単位やスピードについてまとめてみました。どれぐらいの速度があれば不便なくインターネットを使えるのか?
ADSLの方がいいのか、流行りの光回線の方が良いのか、良く分からなかったり決めかねている人は参考にしてみて下さい。
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ADSLと光ファイバーのインターネット速度の違い
自宅でインターネットを使うのに、光ファイバーの回線を引いている人が増えてきていますが、いまだに利用者が一番多いのはADSLです。
その理由として、ADSLを利用してインターネットが出来るようになってから、そのタイミングで自宅でインターネットを利用するようになった人が多いからです。
いまでこそ光ファイバーが当たり前の時代となりましたが、ここまで来る間にはNTTの固定電話を利用したダイヤルアップやISDN、そしてケーブルテレビなどを利用してインターネットに接続していました。
それからADSLが徐々に世に普及され、そのタイミングから自宅でインターネットを使い始める人が急増したのです。
同じADSLでも速度によって8M、12M、26M、50Mなどがある。
これは、インターネットにおけるダウンロード速度のことです。
ホームページなどのサイトを閲覧するのはダウンロードがメインになりますので、この値を目安にするのが一般的です。
なお、メールを送信したりファイルをサーバーに転送したりするのはアップロードになります。
目安としては、アップロードの速度の方がダウンロードよりも1/10ぐらいになるのが一般的です。
では、ADSLと光ファイバーでは何が違うのかと言うと、単純にインターネットのスピードが違います。
どちらも電話回線を利用してデータを転送しているのですが、一度に送信・受信できるデータ通信量が大きく異なります。
- ADSLは一番速くても50Mbps。
- 光ファイバーは一般的なタイプで1Gbps。
数字だけをみるとADSLの方が大きいですが、データ通信量の単位が違います。
インターネットのスピードは、ADSLよりも光ファイバーの方が20倍速いことになります。
1M(メガ)の1024倍が1G(ギガ)となるのです。
ところで最近、世界最速インターネット『NURO』のサービスが開始され話題になっています。
公式サイト:世界最速インターネットNURO光は2Gbps
人気の理由は、そのスピードだけじゃなく、全て込みの明確な完全月額料金や、乗り換えサービスが良いから。
このNUROのスピードが光ファイバーの2倍、ADSLの40倍にあたる2Gbpsとなります。
次に、このMbpsとGbpsについてもう少し詳しく見て行きましょう。
データ通信の単位『bps』について
データ通信に使われる単位は『bps』です。
このbpsは、bit per second(ビットパーセカンド)の略で、1秒あたりのビット数を指しています。
ADSLで50Mbpsであれば、一秒当たり50Mビットの転送量があることになります。
ここで注意しなければいけないのが、ビットとバイト(byte)の違いです。
ビット(bit)とバイト(byte)の違い
ビットはコンピューターにおけるデータサイズ(情報量)の最小単位。
しかし一般的にファイルなどのデータサイズでは使われず、データ通信の単位ぐらいでしか使われることはなくなりました。
それに対して一般的に使われている単位であるバイト(byte)は、8ビットを1バイトとしています。
つまり、ファイルなどのデータサイズにはバイトが使われていて、データ通信量はビットが使われているのです。
それなので、50Mbpsは1秒間に50Mバイトのサイズのデータを転送できるというわけではないのです。
ちょっとややこしいですね。
それなので、50Mbpsを8で割ってバイトに直した値が、実際のデータ転送量だと思った方が誤解が少ないです。
バイトとビットを勘違いしてしまうと、思っていたのより8分の1のスピードと感じてしまうことになります。
ADSLの50Mbpsであれば、実際は1秒間に約6Mバイトのデータがダウンロードできるということになります。
光ファイバーであれば1Gbpsなので、1秒間に約128Mバイトとなります。
データの単位をまとめるとこのようになります。
- 最小単位…1ビット
- 1バイト…8ビット
- 1Kバイト…1024バイト
- 1Mバイト…1024Kバイト
- 1Gバイト…1024Mバイト
- 1Tバイト…1024Gバイト
ビットとバイトの頭文字が同じBっていうのがややこしいですよね。
なお、インターネットの速度を考えるにおいて、もうひとつ注意するべきことがありますので紹介します。
インターネット速度の理論値と実測値の違い
ADSLが50Mbpsが実際には約6Mバイトの通信速度だということが分かりました。
しかし、その50Mbpsというのはあくまで理論値、つまり期待値(ベストエフォート型)でしかありません。
プロバイダーの基地局から自宅までデータが届くのに、途中で損失してしまう分があるため、実際には理論値よりも遅くなります。
基地局と自宅の距離やその間の障害物、そして利用者の数にもよりますが、実際は1/3~1/5程度になってしまうことが多いと言われています。
そうなってくると、ADSLの50Mbpsというのは実質的なインターネットの速度は1秒あたり1~2Mバイト出るか出ないかという感じになってしまうのです。
ダウンロードされるサイトや動画のデータサイズが大きくなっている現在からすると、ちょっと心もとないスピードではあります。
これでもインターネットが出来るようになった昔と比べたら十分凄いことなんですが…。
1パケット(Pkt)ってどれぐらい?
ところで、最近のケータイやスマホ、タブレットで使われるモバイルデータ通信の単位として使われている『パケット(Pkt)』
これがまたややこしいのです。
携帯電話の利用料金の明細を見てみると、データ通信使用量のところがパケット表記になっています。
ものすごい大きな数字になっていてビックリしますよね。
パケットとは、小包を意味していますが、その大きさはこちらです。
1パケット=128バイト
各キャリアによって、何パケットでいくらというような料金の計算がされています。
でもそんなの数字が大き過ぎて分からないし、閲覧したサイトや動画によってダウンロードされるデータ量が違うのだから、これは消費者にとってはとても不便な単位なのです。
分かりづらくさせて、多く使わせようという魂胆なのでしょうか。笑
音楽や動画のデータはどれぐらい?
一般的な3分程度の音楽ファイルのデータサイズは、3MB~7MBぐらいになります。
ビットレートが高い高音質だったり、特別に長い曲はこれを超えるかと思いますが、平均するとこれぐらいが目安です。
動画も千差万別ですが、平均すると1分の動画で5MB~15MBぐらいが目安と言われています。
仮にユーチューブの1分ぐらいの動画で6MBだったとしたら、1秒あたり100KBをダウンロードすることが必要となります。
この100KBをデータ通信単位のビットに直すと800Kbps。
すなわち、約1Mbps。
つまり、最低でも速度が1Mbpsはないと動画がスムーズに見れないことになります。
最近では極端に遅いものはありませんが、ヤフーBBのADSL 8Mbpsとかだと実測値で1Mbpsぐらいしかスピードが出ませんので、ギリギリだということが分かります。
動画をスムーズに観たければ、最低でもADSLの速度が50Mbpsにした方がいいでしょう。
さらに言えば、自宅で家族みんなでWi-Fiで使うのであれば、光ファイバーにしないと動画がサクサク観れないことがあるということが言えます。
インターネット回線の速度まとめ
ちょっとややこしかったですが、もしこれから自宅にインターネット回線を引くのであれば、先のことも考えて光ファイバーにするのがおすすめです。
インターネットの速度は速いに越したことはありません。いまからADSLにするのはちょっと時代遅れです。
あとは月額料金との兼ね合いですが、今のプロバイダーはとても低価格になっているため、ADSLの方が光よりも安いとも限らないのです。
冒頭で紹介した世界最速インターネットNUROは、ADSLよりも約40倍も速いのに完全定額で月額4,700円です。
それに比べてYahooBBのADSLは、いまだに50Mbpsで月額6,000円します。(契約を二年縛りにすればYahooBBバリュープランというのもありますが…)
こういうのも踏まえると、ADSLだから安いとは一概に言えません。
大手プロバイダーは、既存客の月額利用料を下げたくないのでいつまでも高額のままなのです。
NURO光がおすすめの理由
- 世界最速2Gbpsインターネット。
- 超高速無線LAN(WiFi)が標準搭載。
- セキュリティサービス料込み。
- 完全定額で月額4,743円
- 高額キャッシュバック有り。
- ソフトバンクのスマホ利用者ならスマート値引き適用。
このように、いまからインターネット回線を申し込むのであれば、圧倒的にNURO光がおすすめです。
公式サイト:世界最速インターネットNURO光
ソフトバンク ホワイトBB
なお、とにかく月額料金を最安にして自宅でインターネットを使いたいという人は、ソフトバンクのホワイトBBがおすすめです。
- 月額1,886円(電話加入権有り)
- 月額3,600円(電話加入権無し)
さらにスマート値引き適用で、最安の場合は実質514円という破格になります。
公式サイト:ソフトバンク ホワイトBB
YahooBB ADSL
スマホがソフトバンクではない人はYahooBB ADSLが最安のネット回線となります。
公式サイト:期間限定キャンペーン実施中!【Yahoo! BB ADSL】
自宅ネット回線のシェアトップ!通信費の月額が業界最安値のYahooBB ADSLとは?
ソフトバンクエアー
自宅の回線工事が面倒な人はソフトバンクエアーがおすすめです。
公式サイト:Softbank Air
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