もうウンザリ…テレビは視聴率のためなら何でもアリなの?
2016/03/30
最近、テレビの視聴率が軒並み落ちているようですね。
ドラマなんかにしても、ゴールデンにも関わらず視聴率が一桁台なんてことも珍しくなくなりました。
なかでも、フジテレビの視聴率が深刻化している模様です。
ざまぁwって感じですが。笑
昔は、今では考えられない視聴率30%台の番組がゴロゴロしてたんですけどね。
テレビの視聴率が下がったのは、パソコンやスマホによるインターネットが普及したことが原因の一つとされていますが、個人的にはそれだけではないんじゃないかなと思います。
実は僕も、もうテレビを観ることを極力やめました。
というのも、テレビを観ている時間が無駄、それどころかストレスを感じるようになったからです。
テレビを観ている時間の無駄に気付いた。
普通のサラリーマンで考えた場合、朝起きてニュースを観てから出勤し、7時に帰宅してから寝る時間までテレビを付けていたとすると、1日平均して5~6時間はテレビを観ていることになります。
1日5時間とすると、1週間で35時間、1カ月間で150時間、1年間で1800時間にもなります。
これほどの時間があれば、1年間で他に何ができるのかを例に挙げてみます。
- 時給1000円でアルバイトしたら180万円
- 5時間で一冊読める本なら365冊
- 2時間の映画なら900作品
- 受験生なら東大に合格出来る勉強量。
…と、このように挙げて行くとキリがありませんが、私たちが何気なくテレビに費やしている時間はこれほどの時間になるのです。
テレビの内容によっては時間の無駄とも言い切れません。
観ていて面白い、ストレス解消になるというのもひとつだし、トレンドやニュースなどの情報は日常生活で役立つものでもあります。
僕がテレビの時間が無駄と感じてしまったのは、最近のテレビが視聴率を獲るための中身が無い内容ばかりにうんざりしたことがきっかけです。
視聴率さえ獲れれば何でも有りという風潮
NHK以外の民放は、視聴率を獲らないことにはスポンサーが付かないので、テレビ局が成り立ちません。
テレビというコンテンツを視聴者に向けて無料で放送するためには、視聴率はビジネスとして必要不可欠であることも分かります。
しかし、じゃあ視聴率さえ獲れればどんな内容でも有りのかというとそれは別だと思います。
ビジネスとして考えれば、企業モラルが問われる部分でもあります。
スポンサーのイメージにも関わってきますよね。
『こんな番組のスポンサーになっている企業の商品は買わない。』とか。
テレビには観ないという選択肢もあるので、電気・水道・ガスのようなインフラではありませんが、ニュースなどの報道はインフラに近い存在であることも確かだと思います。
情報操作、ヤラセ、ねつ造、仕込み、誇大表現。
テレビは、一方的に放送される情報です。
その情報が操作された内容・間違った内容だったら、何も疑問を持たずに鵜呑みにしてしまった視聴者に誤解を与える結果となります。
そして、社会に与える影響力は計りしれません。
そんなテレビ番組が、実際に過去に幾度となくヤラセやねつ造、誤った情報が発覚しています。
BPO(放送倫理)などもあるので、あからさまなヤラセやねつ造は少ないとは思いますが、少なからず操作された情報があることも確か。
テレビ番組を制作するために、便宜上必要なヤラセや仕込みもあると思います。
しかしそれは言い換えれば、視聴率を獲るために故意的に悪用できてしまうものなのです。
偶然を装って、視聴者には絶対に真偽が分からないようにすることもできる。
テレビ局という片一方からの都合の良い表現だけで、一方的に情報が発信される。
こんな怖いことはありません。
それに対してインターネットは、ヤラセ・ねつ造・誇大表現・嘘などがテレビ以上に酷いものがありますが、少なからず自分で調べることができます。
片一方だけの情報に偏らないのが最大のメリット。
テレビからの一方的に流される情報と、色んな角度から自分で調べられる情報では、物事の信憑性が違います。
インターネットから発信されている情報は悪影響だという評論家もいたりしますが、それを言ったらテレビも同じなんじゃないかなと思います。
テレビは良くてインターネットはダメっていう考え方自体がおかしい。
国民に圧倒的な影響力を及ぼしてきたテレビ局が、実は裏では視聴率を獲るためにヤラセやねつ造をしていたわけですよね。
視聴率を上げるための中身の無い内容ばかり。
テレビの視聴率が獲れる内容は決まっていて、それは人間の本能である欲を掻き立てるものです。
例えばこのようなものがあります。
- 食欲。
- 性欲。
- 金。
- 不安を煽る。例えば健康被害、健康を脅かすなど。
これらの内容が悪いというわけではなく、視聴率を上げるためにテレビ局によって過剰に演出されているのが不愉快。
これらに加えて、最近の手口は『わざと炎上させる演出』。
炎上商法と言う言葉があるように、とにかく注目さえ集めれば良いという感じです。
中でも、僕が個人的に特に嫌いな内容は以下の2つ。
1.出てくるのが一般人を装った金持ちばかり。
テレビに出てくる人が、いちいち金持ち。
芸能人が豪華な自宅をひけらかすのは別として、偶然を装って一般人のように出てきた人が実は金持ちばかり。
そんな人たちを一般人代表みたいに仕込む番組。
先日観た番組では、専業主婦が家政婦を雇い、空いた時間を効率的に使うというような内容でした。
まず、自宅が高層マンション。
フィリピン人の家政婦に掃除をやってもらって、3時間で9,000円。
高層マンションから見える夜景を背に、家族で食事…みたいな。
どうお金を使おうがその人の勝手だし、家政婦がビジネスであることも分かります。
専業主婦であるにも関わらず、金に物を言わせて、家政婦に汚い掃除をしてもらう。
このような、ただの金持ちの道楽でしかないモラルも中身もない内容をテレビで放送していることに、不快を感じました。
他にも、某貧乏番組のグルメコーナーでは、スーパーで見掛けた人の自宅に行って残り物で料理をするというものですが、どの家も金持ち。
貧乏をネタにしている番組なのに、出てくる一般人が金持ちばかりというオチ。
特に、親だったり旦那だったりの他力本願で金持ちになった中身の無い人ばかり出てきてウンザリします。
またそういう人に限って自己顕示欲の塊。
ただの目立ちたがりなのか、裏で何かしらの利権が働いているのか。
いずれにしても不快でしかありません。
2.美人・イケメンばかりで演出する容姿至上主義
今の世の風潮でもありますが、とにかく容姿・見た目ばかり。
視聴率を獲るために『性欲を煽る』というのにも通じますが、テレビが見た目の美ばかりをテーマにし、美人・イケメンを出演させて視聴率を獲るという魂胆による演出。
各局、あからさまに女子アナを美人で揃え始めました。
その辺りが全ての始まりでしょうか。
街角の天気を映しているように見せて、映り込む通行人も美人や可愛い子。
熱中症被害を深刻に報道している場面であっても、女性の脚を映す。
応援席なんかでも、そういう光景ありますよね。
チラっと映るのが美人。
アイドル、女子アナ、美人過ぎる議員、美人弁護士、女医、料理研究家、インテリアコーディネーター、心理学者、美魔女…
何から何まで美人・可愛い子で番組を演出。
素人で出て来たはずなのに、実は女優やモデルの卵。
その結果、なんでもかんでも見た目さえ良ければ…みたいな世の風潮になっています。
終いには、声優までもがグラビアで容姿を売りにし始める始末。
本当に実力がある人よりも、外見が良い人ばかりがテレビに採用されるからです。
例えば女子アナは、ニュースを報道するのが主な仕事であるにも関わらず、ミスコン出身でアイドル並みの美人、さらにはお嬢様だらけ。
親が金持ちで美人に生まれた幸せな子しか活躍できない女子アナの世界。
全ては視聴率を獲るため。
それとも美人の自己顕示欲?
ニュースや天気を読み上げるのにミニスカートとか、中身なさ過ぎ。
親の恩恵だけで生きて来ているので、中身がないのは当然かもしれませんね。
頭の中お花畑の女の子なのでしょう。
しかし、容姿が良くない人はいくら努力してもそのステージにすら立てないのが現実。
こんなに夢のない、報われない時代の風潮では、容姿を良くすることばかりの人が量産されるのは当然ですよね。
『アイドルになりたい!モデルになりたい!』周りを見渡せば、中身のない女の子だらけ。
アイドルが結婚して消えたかと思えば、刺激が足りなくなったのかまたチヤホヤされに戻ってくる。
離婚すれば確実にテレビに戻ってくる。
見た目さえよければ戻ってこれる。
裏に出たくても出れない人もいるというのに。
テレビで美人や可愛い子ばかりを取り上げているせいか、男性の理想は上がるばかりで、深刻な未婚率に。
これらは全て、テレビ局が視聴率目的で中身のない番組を量産したのが原因なのではないでしょうか。
最後に
最近の音楽CD売上ランキングなんかも見れば分かりますが、上位のほとんどがAKBやジャニーズなどの容姿を売りにしているアイドルばかりですよね。
そのほとんどが、握手券などの特典目当てで、一人で何枚も買う人によって出された結果です。
残念ながら、本当の音楽はどこへ行ってしまったのか。
音楽を例にしましたが、あらゆる業界でテレビによる容姿至上主義の弊害は大きいと思います。
社会は、テレビ局を始めとしたマスコミによって作られてきたと言えるほど影響力が大きいです。
だからこそ僕は、視聴率目当てのくだらないテレビ番組は徹底的に観ないようにしたいと思います。
テレビによって操作されている世の中に振り回されるのは、もうウンザリ。
時間の無駄です。
『嫌なら観なければいい』と言われちゃいますが。笑
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